« 2011年5月 | トップページ | 2011年7月 »

2011年6月

2011年6月 1日 (水)

内閣不信任案提出は間違いだ

菅内閣の不信任案が提出された。3.11の被害が続いている中で民主党の一部も不信任に賛成すると言うが、全く理解しがたい行動だ。不信任案に同調する民主党議員も多数いると聞いているが、それが被災者のことを真に考えた行為とはとても考えられない。

不信任案がたとえ成立しなくとも、民主党議員が不信任に賛成したとなれば多くの処分者を出し、結果として政界が流動化し大方の国民・被災者が望まない政治空白ができるであろう。

国難と言う言葉を国会議員はどのように受け止めているのだろうか。被災地で餓死している被災者があると言う聞き捨てならない文明国にあってはならないことが起きていると言われるこの時期に、不信任案提出とは呆れてモノも言えない。

公明党や自民党は野党だから、与党を攻撃するのが健全なありかたではあるが、この非常時に内閣不信任は政治家のバランス感覚としては避けるべきものと思う。自民党はかつて長い間政権にあり、原子力政策を推進して来たのはまぎれも無い事実だ。その意味で、今日の福島の事故は自民党政権の担ってきた政治にも責任の一旦はあると思うのだ。
また、これまでの膨大な借金を積み上げた多くは自民党政権によるものだ。それらに嫌気が差して国民は、民主党政権を選択したのだ。自民党はそれらの事実を覆い隠してことさら現政権を強く批判する資格があるだろうか。

公明党・自民党の内閣不信任案提出は一見してスジが通っているように見えるが、大方の震災・津波被災者には天に唾する行為にしか見えないであろう。山ほど解決されねばならない宿題があるのに、なぜ国会議員は一致協力できないのだろうか。

日本の政治家はなんと愚かなのだろう。
そして、何と日本人は政治家に恵まれない不幸な国民なのだろうか。日本の政治システムは日本人を不幸に落としいれることがその役目であるらしい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年5月 | トップページ | 2011年7月 »